(株)ベイスのブログ

福岡県の不動産業者のブログです。主に競売や売買を取り扱ってます。

競売落札額の高騰について

 

ごきげんよう、ベイスの野田です。

 

 

 

 

散々、競売の利点において安さを推してきましたが・・・・

ぶっちゃけた話すると、競売不動産って昔では考えられないくらいたっかいです。

 

さすがに一般市場に比べたら安く済む可能性が高いとはいえ、むかしむかぁしのことじゃったときのように相場の6割、7割で落札することは滅多に無くなってしまっています。

 

 

なぜそんなに変わってしまったのかというと、

 

「競売がそんなに面倒ではなくなったから」

 

が理由です。

良くなったから、参入する人も増える、競争が勃発、なので値が高騰する、というわけですね。

 本日はそこらへんをもっとほじくってまいりましょう。

 

 

 1、むかしの競売はトラブル続きでたまらんじゃった

以前は競り方式、いわゆるオークション形式でした。

入札者は会場に集まることになるわけですが、見た目で「ワタシ暴力団ですよ!」と主張してた方もちらほら居たそうです。

競売不動産を安く仕入れて転がすことも資金調達の一手だったのでしょう。

おかげで高い金額で出し抜こうとすれば睨みつけられ・・・・・・・会場では資金力じゃなくて戦闘力で競ってんじゃないかっていうような状況も。

一般人が出し抜ける空気では無かったそうです。

 

しかし今では期間入札が主流。入札する際は一挙に会場に詰める必要もなくなり、郵送も可能。みんなが一発勝負で入れなければならない形式となりましたので、顔を合わせることもなく参加出来るようになりました。

f:id:basekeibai:20180117120724j:plainもう安心!

 

もうひとつ大きな問題点だったのは占有屋です。

競売で落とした物件に短期賃貸契約が結んであったら、そのまま契約を継続することになり、追い出すことはできないという決まりがありました。

これを印籠にしようと、競売になりそうな物件に赴いて賃貸借契約を結んで居座り、落札者から高額の立退料をもらうというものです。

しかしこれも、抵当権設定後の賃貸借契約だったなら6か月以内に出ていかなければならないという法律ができたので、ほぼ解決されています。(もちろん家賃をきっちり支払ってくれて無事に過ごしてくれる方であれば、落札者から現入居者に賃貸を打診することも可能です)

 

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2、値を釣り上げた真犯人

このように競売システムが整備されると、ある部族も参加するようになりました。

 

 

それは不動産業者と呼ばれる部族です。

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日本中に広く存在が確認されている彼らは、いつも「物件が無い」と苦しんでいました。

不動産業者にとって物件は売り物。飲食店でいえば料理、八百屋さんでいえば野菜。売っていかなければご飯が食べれず、飢えて死んでしまいます。

 多くの業者たちはご飯の素、物件を多く仕入れたいと常々思っていました。

 

彼らが思ったことは

「競売で手間はあんまり掛かんなくなった、んじゃ金さえ突っ込んだら物件仕入れできんじゃん!」

というもの。

落札後の活用費用を算出し、ギリッギリの額で入札。そして他業者も負けじと追随という連鎖反応。そのため高騰が起きています。

 

 3、競売における現状のメリット

正直なところを申し上げますと、人気の出そうなエリアの物件を相場に対して7割の金額での落札するのは、今の福岡では厳しいと言わざるを得ません。

 

しかし、落札するとなれば、業者はそのあとの転売やリフォームなどの費用を考えて入札するので、やりようはありますし、一般市場に比べたら低い金額で落ちる可能性は高いです。

さきほどもチラッと申し上げましたが、競売というのは「仕入れ」の段階です。野菜でいえば青果市場のようなものなのです。

 

なにより、一般市場では出回らない珍しい物件が出た場合、「よ~いドン」で勝負できます。

普通だったら珍しい物件は業者が売却依頼を受けて、自身のリスト内で購入するお客様を即、探し出してしまうことが多いです。

そして、業者が十分美味しい思いが出来る利益が乗った額で取引されます。

珍しい物件の情報は’’限られた’’業者が持つリスト内の’’限られた’’方のみしか見ることが出来ない、しかも自分が買うとしたらそれなりの額をしっかりと取ってくるというこってす。くやしい話ですね。そういえば僕も業者ですね!えへへ!

それが競売では、業者だろうが大企業だろうがそんなの関係ねえ!一発価格勝負。高い額を入れたものが勝ちです。

 

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業者は落としたあとの利益が見えない額では入れません。なので業者が利益をとるギリギリの額を狙えば、落とせる可能性は十分にあります。

 

私どもベイスは調査をご依頼していただいた場合、落札予想額もお伝えするようにしています。

 

 もし「あの競売物件を知りたい」と思われた際、ぜひご連絡ください。

 

 

 それでは本日の競売物件紹介です。

競売物件アセットヒルズディアフィオーレ博多 503号

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http://www.fukuoka-base.com/articles/2018/01/16/5677/

現在毎月金54000円にて賃貸中。住吉ですので、これからの賃貸需要にも申し分ないと思います。

 

 

それではまた次回。

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